6日朝、河北町役場で、49歳の男が窓口で刃渡り8センチあまりのカッターナイフを取り出したとして警察に逮捕されました。
けが人はいませんでした。
逮捕されたのは、河北町谷地中央に住む派遣社員、石井孝信容疑者(49)です。
警察や町役場によりますと、男は6日朝9時頃、役場の税務町民課の窓口で、刃渡り8.2センチのカッターナイフを見せた銃刀法違反の疑いがもたれています。
石井容疑者は窓口を訪れて「税金を返してほしい、そうでなければ死ぬしかない」などといいながら、ズボンのポケットからカッターを取り出し、自分に突きつけたということです。
その後、通報を受けて駆けつけた警察官に取り押さえられということで、けが人はいなかったということです。
石井容疑者は調べに対し、容疑を認めたうえで、「税金を滞納していて、給料を町に差し押さえられた。返してほしかった」と話しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
[匿名さん]