桐生&山縣の最速コンビに期待したい男子100mの日本勢初V
男子100mの注目度が高い。日本代表は9秒98(17年)の日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)と、17・18年と2シーズン続けて10秒00をマークしている山縣亮太(セイコー)の日本歴代1・2位コンビ。昨年のアジア大会金メダリストで9秒91のアジア記録保持者である蘇炳添(中国)、銀メダリストで10秒00を持つT・オグノデ(カタール)らが強敵となる。
アジア大会との違いは、有力選手全員が出場するとは限らないこと。そしてこれは日本選手にも言えることだが、出場してもトップコンディションとは限らないこと。それでも、世界陸上で2度決勝に進んだ(15年9位、17年8位)蘇に勝つことができれば、ドーハ世界陸上でファイナリストを目標とする日本勢2人には自信になる。
山縣はアジア大会で10秒00の自己タイを出しながら、ライバルの蘇に0.08秒差の3位と敗れた。リターンマッチとなるアジア選手権は「しっかり走りたい」と、昨年12月のアワード(年間優秀選手の表彰式)でも強調した。
「結果を出すことに意味がある大会。アジア選手権があるので、気持ちを高めて冬期練習をしていけます。世界陸上を考えた場合でも、会場のイメージをつかむことができる。世界陸上(の戦い方)もイメージしやすくなります」
アジア選手権は1973年に始まった大会で、当時は日本がアジア・ナンバーワンの陸上大国だったが、男子100mは不思議なことに一度も勝ったことがない。アジアも強くなっているので簡単には勝てないが、桐生と山縣の日本短距離史上最速コンビは、春のドーハで勝って秋のドーハに弾みをつけたい。
男子100mの注目度が高い。日本代表は9秒98(17年)の日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)と、17・18年と2シーズン続けて10秒00をマークしている山縣亮太(セイコー)の日本歴代1・2位コンビ。昨年のアジア大会金メダリストで9秒91のアジア記録保持者である蘇炳添(中国)、銀メダリストで10秒00を持つT・オグノデ(カタール)らが強敵となる。
アジア大会との違いは、有力選手全員が出場するとは限らないこと。そしてこれは日本選手にも言えることだが、出場してもトップコンディションとは限らないこと。それでも、世界陸上で2度決勝に進んだ(15年9位、17年8位)蘇に勝つことができれば、ドーハ世界陸上でファイナリストを目標とする日本勢2人には自信になる。
山縣はアジア大会で10秒00の自己タイを出しながら、ライバルの蘇に0.08秒差の3位と敗れた。リターンマッチとなるアジア選手権は「しっかり走りたい」と、昨年12月のアワード(年間優秀選手の表彰式)でも強調した。
「結果を出すことに意味がある大会。アジア選手権があるので、気持ちを高めて冬期練習をしていけます。世界陸上を考えた場合でも、会場のイメージをつかむことができる。世界陸上(の戦い方)もイメージしやすくなります」
アジア選手権は1973年に始まった大会で、当時は日本がアジア・ナンバーワンの陸上大国だったが、男子100mは不思議なことに一度も勝ったことがない。アジアも強くなっているので簡単には勝てないが、桐生と山縣の日本短距離史上最速コンビは、春のドーハで勝って秋のドーハに弾みをつけたい。