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■東芝の撤退は既成事実か？
経営難のニュースばかりが流れるようになってしまった東芝。

東芝といえばサザエさんというのは言い過ぎでしょうか。

そのサザエさんのスポンサーを降板するという噂は前からあるのですが、東芝が降板したあとのサザエさんはどうなってしまうのか。

この点については、様々な憶測や発言が飛び出しています。

しかし、そもそも東芝が本当にスポンサーをやめてしまうのかがハッキリとしているわけでもなく、流れ的には避けられないだろうという、いわば周囲からの既成事実化が進んでいる状況といえます。

確かに、日曜の午後6時半という時間帯のスポンサー料金が安くないことはわかります。

経営全体から見れば小さな金額でも、リストラは不可避とされるのも無理のないことです。

どちらに転ぶにしても、東芝が担ってきた役割の偉大さには敬意を表したいオヤジがここにいます。

なにしろ、多くのオヤジが子供の頃から日曜を締めくくってきた番組を支えた企業です。

さて、東芝後の話ですが、この際だから番組終了が良いとする意見も多数あるようです。

その理由として、昭和の番組は時代に合っていないからだというものが目立ちます。

・いまどきあんな家庭は少ない
・女性は専業主婦であるべきという押し付けが嫌だ
・21世紀に古い価値観を垂れ流すな
・マンネリで見る気がしない

■高須クリニックでイエス！？
なんとも辛らつな意見がありますが、どれもこれも「嫌なら見るな」という一時期ひそかに流行したフレーズが浮かんでくるものばかりです。

・こんな家庭は少なくてもいいじゃないか
・別に押し付けてはいない
・21世紀だからこそサザエさんの価値観をも容認すべき
・韓国ドラマのワンパターンが受けるように安定感は大切です

と、反論してみましたが、教育に悪いという意見には、こんなアニメで悪影響を受けるような教育をする親が悪いのでは？と考えられます。

また、テレビを見ない人が増えている時代の一家団欒の時間帯には、もっと家族で楽しめる番組をとする意見もあります。

でも、そもそもテレビを見ない人が増えている時代のこの時間帯に、一家団欒でテレビを見ているのか？との疑問はつきません。

なにやら不毛な争いになりかけたところで、登場したのがあの人、高須クリニックの院長です。

東芝が降板するなら、その後を引き受ける用意があるとのこと。

俄然、興味がわくサザエさん。

サザエさんがガッツリ美容整形を施し、フネさんはアンチエイジング、波平さんが植毛にチャレンジすれば、タエコさんまでプチ整形なんてことが現実に起こりそうです。

登場人物が全員かっこよくなってたりして。

そして、ヘリで磯野家を訪問する高須院長。

楽しいではありませんか！
こうなったら東芝には申し訳ないですが、一刻も早く高須クリニックがお送りするサザエさんを見てみたい気になるというものです。

まずは、来春の改編期に期待してみましょう。

某チャンピオンにインタビューでの感謝の言葉で「フジテレビ嫌いでしょうけど」と冗談にされるくらい、何かと話題のフジテレビにとっては、久々の？明るい話題となるかもしれません。