元SMAPの木村拓哉がそごう・西武デパートのクリスマスキャンペーンのイメージキャラクターに登場し、話題となっている。
PR動画「愛と、未来と、クリスマス。」では、木村が20人の子どもたちに囲まれたながらギターの弾き語りでクリスマスソングの名曲として知られるポール・マッカトニーの「Wonderful Christmastime」を歌う様子が登場する。
映像には、子どもへのクリスマスプレゼントを選ぶ両親の姿が映し出される。
これまでの木村のイメージと異なるアットホームなキャラクターが前面に押し出されている。
さらに、これまでジャニーズ事務所が積極的ではなかったネット動画への登場となった今回の動画。
この変化には何があるのか。
「これまでのキムタクはあくまでジャニーズタレントであり、家族の存在は隠されてきたといえます。しかし、彼は1972年生まれで今年46歳ですから、若者のイメージを継続するのもつらい。今後は年齢相応の仕事にシフトしていくのではないでしょうか」(芸能ライター)
そこに見られるのは、木村拓哉の“沢田研二化”といえるかもしれない。
「沢田研二といえばジュリーの愛称で知られ、美少年の歌手として高い人気を誇りました。現在も中高年の根強い女性ファンがいます。木村も若い世代の新たなファン層の獲得は望めないでしょうから、今後は同世代かそれ以上の中高年をターゲットとしていくのではないでしょうか。ただ、沢田は先ごろ人が集まらず、さいたまスーパーアリーナで開催が予定されていたコンサートが中止になった騒ぎを起こしたばかり。木村も同じ轍を踏まないようにしてほしいですね」(同)
現状を見る限り、SMAPは二度と戻らないだろう。
それゆえに誰もが知る国民的スターであった木村拓哉のあり方にも変化が求められているのかもしれない。
(文=平田宏利)
【日時】2018年11月11日(日) 12:00
【提供】日刊サイゾー