タイのFacebookページ「ชมรมstrong-จิตพอเพียงต้านทุจริต จังหวัดสุราษฎร์ธานี」に2018年5月31日に投稿された、タイ南部スラタニ県ターチャナ郡にある小学校の給食の映像が話題になっています。
給食で児童たちが食べているのは、カノムチンと呼ばれる米粉麺にナンプラー(タイの魚醤)、あるいはソースをかけただけのもの。
児童によっては数切れのキュウリや少量のスープがあるようですが、極めて質素で、栄養の不足した給食です。
報道によると、保護者の証言として、小学校には給食代として児童1人当たり20バーツが役所から支給されると伝えています。
この学校の場合は278人の児童で、1日当たり5,560バーツが支給されていることになります。
また調理人と掃除人に合わせて1日500バーツが支払われるため、実際に食料を購入できるのは5,000バーツほど。
ところが保護者によると、おそらく食料の購入費用は、予算の半分のおよそ2,500バーツであるとしています。
また現在の校長になってから、質素な給食になったとのこと。
この映像が拡散されると、批判が殺到し、校長は停職に。
現在は役所により、なぜ質素な給食になったのか調査が続けられています。
ちなみに校長が停職になるや、ご飯に、おかずに、フルーツなど、食べきれないほどの給食が提供されるようになったのだとか。
【日時】2018年06月05日(火)
【提供】タイランドハイパーリンクス