🚑️ 災害全国

7月3日、静岡県熱海市の伊豆山地区で起きた大規模な土石流では、住宅など130棟余りが被害を受けました。

現地では15日の捜索で新たに1人の遺体が見つかり、亡くなった人は12人となりました。

依然として16人の行方が分かっておらず、警察や消防、それに自衛隊は、16日も1300人態勢で土石流で流された住宅の多くが集まるエリアを中心に捜索を続けています。

これまでの捜索活動では、多くの地域で大量の土砂が堆積していたり斜面が急だったりして重機を入れられず、手作業で土砂を取り除いてきましたが、山側の地域では木の板を敷くなどして応急的なスロープを整備することで、16日から本格的に重機を使った撤去作業を始めたということです。

警察や消防、自衛隊は、海側の地域でも重機で大量のがれきを取り除く作業を続けていて、捜索を急ぎたいとしています。

支援物資の受け入れは当面休止に
熱海市には被災した人たちを支援しようと全国から多くの物資が寄せられていますが、市では物資の保管場所が足りなくなり受け入れを休止せざるをえなくなっていて、今後、態勢を整えたうえで改めて協力を呼びかけたいとしています。

熱海市の伊豆山地区で起きた大規模な土石流では、住宅を流されたり大きな被害を受けたりして、住民およそ500人が避難生活を続けています。

被災した人たちを支援しようと、熱海市にはこれまで全国の300を超える個人や企業から水やマスク、生理用品などの支援物資が寄せられ、市は被災した人たちに届けるとともに役所の会議室などで保管してきたということです。

一方で被災した人たちはホテルで生活し、必要なものは一定程度そろっているほか、連日届く大量の物資を保管する場所が足りなくなったということで、市は当面受け入れを休止せざるをえないとして、7月7日、ホームページを通じて受け入れ休止を公表したということです。

市には今も物資が届けられているということですが、熱海市観光経済課の鈴木肇室長は「多くの支援物資を提供していただき感謝していますが、市として対応が追いついていません。今後、態勢を整え、新たな支援物資が必要になった場合には改めて協力をお願いしたいです」と話しています。

静岡・熱海土石流　新たに死者１人の身元判明　不明１５人に

2021/07/17 10:40毎日新聞

静岡・熱海土石流　新たに死者１人の身元判明　不明１５人に

行方不明者の捜索を続ける消防隊員ら＝静岡県熱海市伊豆山で2021年7月14日午前8時22分、小出洋平撮影

(毎日新聞)

　静岡県熱海市伊豆山（いずさん）地区の土石流災害で、同市は１７日、死亡が確認されていた１３人のうち新たに１人の身元が判明したと発表した。県の行方不明者リストに掲載されていた同地区の草柳笑子（えみこ）さん（８２）で、１５日に死亡が確認されていた。死者１３人のうち身元判明は１２人目。残る行方不明者は１５人となった。

　１７日で土石流の発生から２週間となり、消防や警察、自衛隊などが捜索を続けている。

みんな被災地通り過ぎてバカンス渋滞してるよ
死んだ田舎者どもざまあみろ！