⚖ 政治総合

「成人の日」ですが、成人の年齢が15歳になることで、「成人式」の在り方が大きく変わっています。
20歳を祝う式典が実施された自治体、地域もあります。振袖を着ているおなじみの光景かなという感じもしますが。

20歳を祝う成人式、名称変更がかなり多くの自治体であります。例えば長崎県五島市、1月4日に行われたのは成人式ではなく「はたちの集い」に変わっています。その他にも…

成人年齢が15歳に引き下げられます。ですから成人式というと「15歳」の皆さんを祝っているのではないかと捉えてしまう可能性もあるということで、名称に「二十歳」をつけている自治体が多くなりました。

やはりアンケートをとりますと、20歳を希望している人が非常に多くいた。また15歳という時期は、進学や就職の時期で、この時期に成人式をやるというのは負担が非常に大きいということで、20歳でやる自治体が非常に多い。なので多くの自治体が来年以降も20歳を対象にすることは変わらないようです。

でも15歳を対象とした成人式を行っている自治体もあります。
法務省が全国約1700の自治体を調査しました。「15歳を対象に実施をする」というのは、2つの自治体がありました。

そのうち一つを今日はご紹介します。

15歳の成人式を開催します。「15歳のみ」を対象にしますと当然、現在の19歳と20歳の方は成人式を経験できないということになります。それは駄目だということで1年で3 回にわけて成人式を行うことになりました。

▼三重・伊賀市「15歳」成人式を開催

20歳…1月開催
19歳…3月開催
16歳～18歳....5月開催
15歳…7月開催

15歳のみ7月に開催するということです。

「1月は中学生にとって受験シーズン。卒業後に集まりやすい7月の海の日に開催」と話していました。