2002年11月27日(水)19時21分
長野 | 新潟
出会い系サイトで買春 /新潟
◇出会い系サイトで知り合った女子に買春の相手をさせ、自分の収入などにしていた個人によるあっせん事件が三条署に摘発された。
同署は10月31日、燕市白山町、アルバイト、遠藤大介容疑者(21)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(あっせん)容疑で、逮捕(家裁に既に起訴)した。遠藤容疑者を中心にした出会い系サイトによる児童買春、県青少年健全育成条例違反事件は、今月26日で逮捕者が遠藤容疑者を含め8人となった。
同署などの調べによると、遠藤容疑者は今年4月、路上で車から声を掛けた三条市内の県立高校1年の女子から、その日の内に携帯電話の番号を聞き出し、連絡をとるようになった。遠藤容疑者が女子になりすまして携帯電話の出会い系サイトを利用し、男性らと連絡を取り合い、出会う場所や時間を設定して、女子を向かわせていた容疑。遠藤容疑者は、女子に対し、買春相手の男性に約3万円を要求するようにし向けた。そして、受け取ったうち約2万5000円を自ら受け取り、残る約5000円を11月10日に児童買春容疑で逮捕(同20日に不起訴処分)された三条市内の暴力団組員の男性(29)に渡したとみられる。
[2002年11月27日19時21分更新]