「嫌がらせの気持ちから現金を盗んだ」
個人情報不正照会、住居侵入、捜査書類偽造… 埼玉県警、2人免職、1人停職
県警は23日、捜査を装って女性の個人情報を不正に照会したり、捜査書類を偽って作成したなどとして、警察官2人を懲戒免職、1人を停職6カ月とする処分を同日付で行った。
監察官室によると、岩槻署刑事課の男性警部補(59)=懲戒免職=は平成22年2月〜26年6月、捜査に必要などと偽り、知人女性の個人情報を照会するための書類を携帯電話会社などに提出。公用端末での不正照会を含め、知人女性計10人66件の個人情報を取得した。警部補は昨年11月、都内で酒気帯び運転による物損事故を起こし、その際に車内から不正照会した書類が発見。「女性の素性が知りたかった」などと説明しており、県警は23日付で4人3件の情報照会について虚偽有印公文書作成・同行使容疑でさいたま地検に書類送検した。
産経ニュース