農作物の売り上げの一部を申告せず約1億8600万円を脱税したとして、関東信越国税局は10日、茨城県八千代町の農業の男性(57)を所得税法違反などの疑いで水戸地検に告発したと発表した。
発表によると、男性は2015年~17年、白菜やキャベツなどの売り上げを実際よりも少なく申告する「つまみ申告」と呼ばれる手口で、所得税約1億2600万円と消費税約6000万円を脱税した疑い。出荷量を実際より少なく申告していたとみられる。
農林水産省によると、白菜は16年と17年の冬、寒波の影響で不作となり、価格が例年に比べて約2割高騰していた。
[匿名さん]