航空自衛隊ではこれまでもこうした訓練は行っていますが、訓練が公表されるのは平成25年10月以来となります。
稲田大臣は「国民が不安を感じる中、自衛隊の弾道ミサイル対処にかかる即応態勢を堅持することは国民の安心感の醸成にも寄与するもので、大きな意義がある。今後、自衛隊施設以外に展開することも含め順次同様の展開訓練を実施していく」と述べた上で、アメリカ軍と共同で訓練を行うことも調整していると明らかにしました。
防衛省によりますと、PAC3の展開訓練は6月4つの基地や駐屯地で予定されています。
最初に行われるのは15日で、岐阜県の岐阜基地に本部を置く部隊が愛知県の小牧基地に展開します。
続いて、6月16日に福岡県の春日基地に本部を置く部隊が福岡県の福岡駐屯地に、6月21日に埼玉県の入間基地に本部を置く部隊が東京都と埼玉県にまたがる朝霞駐屯地に、6月26日に春日基地に本部を置く部隊が熊本県の北熊本駐屯地に、それぞれ展開するということです。
訓練では、ミサイルの「発射機」や、「レーダー装置」などを車両で運搬したあと、現地で組み立て、正常に作動するか確認することにしていて、ミサイルの発射は行わないということです。
また、車両は、訓練が行われる基地や駐屯地まで一般の道路を走行するということですが、具体的な時間や経路は、これまでのところ公表していません。
PAC3の部隊は全国に17あり、防衛省は今後、自衛隊の施設以外に展開することも含めて別の部隊でも訓練を行っていきたいとしています。
稲田大臣は「国民が不安を感じる中、自衛隊の弾道ミサイル対処にかかる即応態勢を堅持することは国民の安心感の醸成にも寄与するもので、大きな意義がある。今後、自衛隊施設以外に展開することも含め順次同様の展開訓練を実施していく」と述べた上で、アメリカ軍と共同で訓練を行うことも調整していると明らかにしました。
防衛省によりますと、PAC3の展開訓練は6月4つの基地や駐屯地で予定されています。
最初に行われるのは15日で、岐阜県の岐阜基地に本部を置く部隊が愛知県の小牧基地に展開します。
続いて、6月16日に福岡県の春日基地に本部を置く部隊が福岡県の福岡駐屯地に、6月21日に埼玉県の入間基地に本部を置く部隊が東京都と埼玉県にまたがる朝霞駐屯地に、6月26日に春日基地に本部を置く部隊が熊本県の北熊本駐屯地に、それぞれ展開するということです。
訓練では、ミサイルの「発射機」や、「レーダー装置」などを車両で運搬したあと、現地で組み立て、正常に作動するか確認することにしていて、ミサイルの発射は行わないということです。
また、車両は、訓練が行われる基地や駐屯地まで一般の道路を走行するということですが、具体的な時間や経路は、これまでのところ公表していません。
PAC3の部隊は全国に17あり、防衛省は今後、自衛隊の施設以外に展開することも含めて別の部隊でも訓練を行っていきたいとしています。