🔫 茨城自衛隊・軍事

１７日に開催された陸上自衛隊の「霞ヶ浦駐屯地開設６２周年　関東補給処創立１７周年記念行事」で、試乗イベントのために用意された９０式戦車がオイル漏れを起こした。中国で同話題が報道され、中国版ツイッターの微博（ウェイボー）にも投稿されると、中国人ネット民は大喜びで「飛びついた」。コメントが続々と寄せられた。

　新浪網は、９０式戦車のオイル漏れを「日本自衛隊の主力戦車が（一般）開放日に大量の液体を漏らす」との見出しで、同話題を取り上げた。

　中国では日本の工業製品の品質に対して、高い信用がある。兵器類については、「所詮は米国の兵器が主力」との指摘もあるが、日本国産の兵器に対する評価は高い。メディアや軍事ファンが、「日本と戦っても勝てる」などと主張する場合もあるが、「日本の軍事力」を高く評価するがゆえに、「わが方の勝ち」と、力説するように読み取れる。

　それだけに、９０式戦車のオイル漏れに、中国人ネット民が大喜びしたようだ。「日本のメンテナンスも大したことないな」、「期限切れのオイルか？」、「日本人が赤っ恥」などのコメントが寄せられた。

　日本でも、ＳＮＳなどで兵器ファンが同話題を取り上げた。「まさかのオイル漏れ」、「ある意味貴重すぎてみんな集まっている」などのコメントが多い。漏れたオイルは赤みがかって見えることから「血のようだ」との意見がある。

　中国の微博では、「（中国の）９９式と（日本の）９０式が雌雄を決する。９０式が雌（めす）だ」、「小日本はやることが本当に細かいなあ。戦車にもメスを作ったぞ」と、女性の生理現象に例えて揶揄（やゆ）する書き込みが最も多い。（編集担当：如月隼人）（写真は新浪網の上記話題の掲載頁キャプチャー）