本田氏は16日に閉幕したサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、自身3度目のW杯に出場。途中出場が多かったが、グループリーグのセネガル戦で値千金の同点ゴールを決めるなど持ち前の決定力を発揮した。重圧下でも力を発揮することについて「一般の意味でいうプレッシャーは感じたことがない」と発言。「緊張感はラッキーなものと考える。自分にとってはワクワク感に過ぎない」と続けた。
現地時間2日の決勝トーナメント1回戦でベルギーに2対3で惜敗した後、本田氏は「W杯はこれが最後になる」と話した。今後も現役を続けるかについては「自分にとってW杯はあまりにも特別な存在。このW杯は区切りだった」としながらも、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックに言及。「2年後の国内開催五輪も特別だ。僕の中で、W杯に代わる大会として目指す覚悟ができるかを自分に問いかけている」と話した。
日経ビジネス7月30日号の発売時点では、決断がなされている可能性もある。
今後のビジネス展開については、16年から取り組んでいる個人投資に加え、複数の投資家から集めた資金を有望企業に投資する事業などにも拡大していく方針に言及。国内外約80拠点で運営するサッカースクールは今年度に黒字転換する見通しとし「世界300まで増やす計画を降ろすつもりはない」と語った。
また「僕は選手よりも監督の方が性に合っている」として、後進の指導にも意欲を示した。ただ、指導者ライセンスを付与する制度については「W杯に出たことのある選手が一般の人と同じプロセスを求められる今のやり方はメイクセンスしない」と指摘。「それぞれの経験によって、臨機応変な対応をすべきではないか」と提案した。
北西 厚一
現地時間2日の決勝トーナメント1回戦でベルギーに2対3で惜敗した後、本田氏は「W杯はこれが最後になる」と話した。今後も現役を続けるかについては「自分にとってW杯はあまりにも特別な存在。このW杯は区切りだった」としながらも、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックに言及。「2年後の国内開催五輪も特別だ。僕の中で、W杯に代わる大会として目指す覚悟ができるかを自分に問いかけている」と話した。
日経ビジネス7月30日号の発売時点では、決断がなされている可能性もある。
今後のビジネス展開については、16年から取り組んでいる個人投資に加え、複数の投資家から集めた資金を有望企業に投資する事業などにも拡大していく方針に言及。国内外約80拠点で運営するサッカースクールは今年度に黒字転換する見通しとし「世界300まで増やす計画を降ろすつもりはない」と語った。
また「僕は選手よりも監督の方が性に合っている」として、後進の指導にも意欲を示した。ただ、指導者ライセンスを付与する制度については「W杯に出たことのある選手が一般の人と同じプロセスを求められる今のやり方はメイクセンスしない」と指摘。「それぞれの経験によって、臨機応変な対応をすべきではないか」と提案した。
北西 厚一