🚨 事件・事故

体罰などというといかにも情状酌量の余地があるように受け取られるが、れっきとした暴力だ。

福岡市教育委員会は２５日、生徒や児童に暴力をふるった教諭を減給１カ月（１０分の１）などの懲戒処分にした。

南区の中学校の野球部顧問の教諭（２９）は　昨年１１月、校門付近で挨拶した際、帽子を取らなかった部員がいたことから、部員全員を正座させ、２年の男性生徒の胸を蹴り骨折させた。

特別支援学校高等部の教諭（４０）は昨年４月、教室内で着替えを指導する際、知的障害のある２年の男子生徒の顔を６回叩きケガをさせた。

また東区の小学校教諭（５８）は昨年１２月、図工室で掃除指導の指導最中に４年男子生徒の頭をカギがついた木の板で叩いた。

高校野球を統括する高野連は監督や部長と部員の体の接触があれば、ケガの有無にかかわらず、すべて暴力と規定、謹慎などの処分を行う。

３例は体罰というより暴力。

それでこんな処分では先生は生徒を殴り放題だ。