総務省は22日、4月1日現在の地方公務員の給与実態調査の結果を公表した。
国家公務員を100とした場合、地方公務員(一般行政職)の基本給水準を示すラスパイレス指数は前年同期比8・0ポイント低下の98・9となり、3年ぶりに国を下回った。
諸手当を含む平均給与月額は36万8817円(平均42・8歳)で国家公務員(43・5歳)より、3万9655円低かった。
指数が大きく下がったのは東日本大震災の復興財源捻出で国家公務員の給与2年間減額措置がなくなったため。
区分別では政令都市は100・1、都道府県99・9、一般市が98・6、町村が95・6だった。
最高は兵庫県芦屋市で105・8、最低は大分県姫島村で74・9だった。
【日時】2014年12月22日(月) 17:15
【提供】日刊現代