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コロナ禍のステイホームを経て、Netflix、Amazon Prime Video、ディズニープラスなどの動画配信サービスが普及したなか、依然として存在感を示し続けているYouTube。有料サービスはあるものの、なにより“無料”世界中のアップロードコンテンツを視聴できるという強みに勝るものはないだろう。その手軽さから、1日に数十、数百という動画を再生するユーザーもいるはずだ。そのようなヘビーユーザー・古参ユーザーに朗報ともいえるオプションが復活したことをご存じだろうか。多くの動画視聴するユーザーにとって痒い所に手が届く「古い順に並び替え表示」機能が復活したのだ。

あの神動画にひとっ飛び！YouTube「古い順に並び替え」が復活

ヘビーユーザーには「待ってました！」の優良オプションだ（画像は「YouTube」公式サイトより引用）

YouTubeユーザーにとってはうれしい“後退”だ。YouTubeは6月22日に公式Twitterを更新し、チャンネル内の動画を古い順に並び替えできるオプションを復活させたことを発表した。セレブレーションアイコンで復活を祝しつつ、「この機能を見逃していたことは承知している」と待ちわびたユーザーに配慮するコメントを添えたツイート内容からも、YouTube、そしてユーザーにとっていかに重要なオプションであるかがうかがえる。

チャンネル内の動画を古い順に並び替える機能は、かねて快適な動画視聴をサポートするものとして重宝されてきた。お気に入りのYouTubeチャンネルであれば、動画1本あたり1回視聴したらもう見ない、というのはないはずだ。気が向いたらまた見たい、ましてや多くのユーザーから反響があった“神動画”であればリピートして視聴したいというのがファンだろう。そのようなお目当ての動画を過去から振り返って探せる表示オプションは、YouTubeの使いやすさに欠かせないものと思われていた。

しかし、“復活”ということはつい先日まで消えていたのだ。2022年10月頃に突如「古い順」のタブが画面上からなくなり、「新しい順」「人気の動画」の2軸でしか表示順を替えられなくなってしまった。YouTube側は表示トラブルの問題として調査を進めていたが、改善は見られず、なかには古い順オプションを忘れ去っていたユーザーもいたはずだ。

突然の復活にYouTubeユーザーは「見やすい」「神」と喜び全開

（Image:Proxima Studio / Shutterstock.com）

ヘビーユーザーにとってはサプライズプレゼントにほかならない

半年以上の時を経て、突如復活した古い順表示タブにユーザーは喜びを隠せない様子。Twitterには「ありがとう！見やすい！」「神やん」とYouTubeの対応を称賛する声が寄せられた。動画配信コンテンツが増えるなか、YouTubeといえど今後も安泰とはいえないはずだ。こうしたユーザビリティを追求する対応は、いっそうYouTubeユーザーとの関係性を強固なものにするに違いない。

スクロールに次ぐスクロールでお目当ての動画を検索する手間から、視聴が遠のいていた名作動画もある。週末は古い順表示を活用して、懐かしい動画を楽しむのもありだ。

参照元:【「TeamYouTube（@TeamYouTube）」公式Twitter】

※サムネイル画像は（Image:​「YouTube」公式サイトより引用）