元カリスマAV女優・明日花キララ
地上波ゴールデン進出で「飯島愛を超える日」
「イロモノ扱いで終わりそう」
元カリスマAV女優の明日花キララ(33)が先日、バリバリの地上波ゴールデンバラエティ『ホンマでっか!?TV』に出演し、話題沸騰中だという。
2018年からAV活動を行っておらず、20年には正式にAV女優を引退し、その後はインフルエンサー系のタレントとして活躍が期待されていた明日花だが。
「かつて現役AV女優時代からバラエティに進出し、引退後は本格的なタレント活動で一世を風靡した故・飯島愛さん(享年36)の時代とは、コンプライアンスがまるで違う時代となっている。ここ10年位、AV出身のタレントは深夜やABEMAのバラエティには出ていたが、地上波ゴールデンに出演した者は皆無」(バラエティプロデューサー)
そもそも、現在の呼び名でいう “セクシー女優” は、れっきとした職業であるし、昨今の訳の判らないコンプライアンスでも弾かれる必要の無いジャンルのはず。
「もし飯島さんがあのような形で世を去ってなければ、その後にAV女優のタレント化がもっと進んでいったかもしれない。それに飯島さんはAV引退後に大手芸能事務所に所属出来ていたのが大きい」(同前)
このように、飯島さん亡きあと十数年の歳月を経て、ついに全国ネット地上波ゴールデンバラエティの高すぎる壁を崩した明日花。
女性信者の数は田中みな実以上とも(インスタグラムより)
女性誌のアンケートでは『なりたい顔ランキング』上位の常連で、ランジェリーのプロデュース業でも大成功と実業家の顔も持つ。
そしてツイッターは約204万、インスタグラムは253万と、著名芸能人もひれ伏す程のフォロワーを持ち、まさにAVのカリスマから “現代のカリスマ” へと昇華した明日花。
「今回の『ホンマ~』の出演では整形カミングアウトも話題になり、他のバラエティからもオファーが殺到しているとか。何より超大御所さんまさんの番組に出演したことで『明日花はAV上がりだけど使ってOKなんだ』と、キャスティングの免罪符を得たことが大きいのでは」(バラエティ演出家)
そうなると、やはり今後は “第二の飯島愛” となり、そして “飯島愛を超える日” が来るかどうかに注目が集まるが、こんな厳しい声も。
「たしかに若い女性には美容系タレントとしてウケは抜群だが、あそこまで整形サイボーグ顔だと “老若男女にウケる” という感じは無く、あくまでイロモノ扱いで終わりそう。飯島さんが世に出た年齢より10歳以上も上だし、AV業界に長く居すぎたため『元AV』という印象が強すぎるのもマイナス。やはり現代では少々使いづらい」(同前)
飯島さんのように大手芸能事務所に所属出来れば、“一発逆転” もあるかもしれないが……今後は、意味不明なコンプライアンスや、現代バージョンの “世間の目” と戦いながら『お茶の間の市民権』を得るために、更なる奮起を期待したい。 (狩野玖太)