AKB48のオープニングメンバーとして活躍していた小嶋陽菜が、自身の愛称“にゃんにゃん”にちなみ、2月22日に卒業コンサート「こじまつり〜小嶋陽菜感謝祭〜」を開催した。
ステージには、同グループOGの前田敦子や大島優子らも登場するなどし、各マスコミがこぞって報じているが、「小嶋に注目を集めるため“犠牲”になったニュースがある」(マスコミ関係者)という。
「卒業コンサートの冒頭、小嶋はメンバーの渡辺麻友と、すでにグループを卒業した前田に大島、篠田麻里子、板野友美、高橋みなみの7人でインディーズ時代の曲『スカート、ひらり』(2006年)を披露。この顔ぶれは、09〜10年の『AKB選抜総選挙』で上位をキープしていたことから“神7”と呼ばれていて、久々の集合でファンを喜ばせました」(スポーツ紙記者)
また、小嶋は前日に行われた「こじまつり〜前夜祭〜」で、自身の29歳の誕生日となる4月19日にAKB48劇場で卒業公演を行うことを報告。
話題が盛りだくさんだったこの2日間については、各マスコミも大々的に取り上げていた。
しかし、そんななかAKBサイドからマスコミ各社に対し、“ある要請”があったという。
「実は2月22日は、AKBの姉妹グループ・乃木坂46のCDデビューの日なんです。今年は5周年を記念した『5thイヤーバースデーライブ』の千秋楽公演を行っており、そのアンコールで、17枚目のシングル『インフルエンサー』の3月22日リリースを発表しました。ところが、これに対して小嶋は、『何で私のコンサートの日にかぶせてくるの!』と怒りを露わにし、『それはマズイ』AKBスタッフは、各マスコミに向けて『小嶋の尊厳を守り、機嫌を損ねないようにするために、今回だけは乃木坂の記事化は見送ってほしい』と懇願。その結果、スポーツ紙やテレビで、乃木坂の新曲ニュースはまったくといっていいほど扱われませんでした」(前出・関係者)
乃木坂サイドからすると、「小嶋にかぶせるも何も、自分たちのデビュー記念日に情報を解禁しただけのこと」(同)というが、それでも今回ばかりは小嶋に花を持たせたようだ。
「峯岸みなみとともに“最後の一期生”と呼ばれる小嶋は、これまでずっとグループに貢献し続けてきたメンバー。マスコミ側も、小嶋がAKBの多大な功労者なのはわかっているだけに、『最後のワガママくらいはかなえよう』と各社とも意向を汲んだのです」(同)
無事に「最後のお願い」が果たされた小嶋だけに、ソロ転身後も、伸びやかに活動を続けていってほしい。
【日時】2017年02月26日(日) 11:45
【提供】サイゾーウーマン