韓国の大統領職引継ぎ委員会は、原発10基の継続運転(寿命延長)の可能性をめぐり、検討することを決定した。
2030年まで順次設計寿命が終わるコリ(古里)2号基など、原発10基をさらに可能する方案だ。
韓国は「原発最強国」を目標に30%台の原発発電比重を維持するというユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領の当選公約を反映した措置となる。
大統領職引継ぎ委員会のチェ・ジヒョン首席副報道官は5日、韓国メディア「イーデイリー」の「寿命が終わる10基の原発の寿命延長を検討するのか」という質問に「該当分科では、継続運転に関する判断に特定原発を除外しないという立場」と回答。
また「各原発の寿命延長について検討しなければならない時期になったら、手続きに従って検討して決定する」と伝えた。
一方、産業通商資源部(経済産業省に相当)も先月24日、大統領職引継ぎ委員会業務報告書にて原発の寿命延長について報告した。
【日時】2022年04月06日(水) 10:52
【提供】WoW!Korea