2016年12月24日、フィリピンでは中国製の模造品が数多く多く販売されている。
マニラ市内の遊園地「スターシティ」はフィリピンでは大人気の遊園地で、連日地方からも貸し切りバスで多くの子ども達が訪れている。
観覧車やジェットコースターに乗るにも1時間以上の待ち時間で、待ちくたびれてしまう人も少なくない。
スターシティでは、キティちゃんのキーフォルダー50ペソ(約120円)や、大きなぬいぐるみも売れ筋商品だ。
売店のKさんは「お客さんは、本物と偽物の区別はつかないんです。安い方が良く売れます。
偽物がほとんどなんです。
私のスマートフォンはサムスンのGalaxy S7の偽物なんです。
4000ペソ(約9000円)で購入しました。
サムソンの事故で、偽物の価格が下がりました。
私は偽物だと知っていますが、田舎の人だと偽物を高く買わされてしまうこともあります」と苦笑いで答えた。
Galaxy S7偽物の性能については「本物を持ったことがないので比較はできませんが、カメラの性能が悪く、綺麗な写真が撮れないんです」と話す。
サムスンでは、日本のカメラモジュールエンジニアが高額の報酬で5人程度開発を担当していた時期もあり、価格的にもカメラ性能の壁は厚かったようだ。
【日時】2016年12月24日(土)
【提供】Global News Asia