北朝鮮に抑留され、17か月ぶりに釈放された米国人大学生オットー・ワームビア氏の費用として200万ドルを北朝鮮が請求、米国側がこれにサインしたことがわかった。
ワシントンポスト(WP)が25日(現地時間)、報道した。
報道によると、2017年6月13日、バージニア大学の学生だったオットー・ワームビア氏が平壌(ピョンヤン)を離れる数時間前、米国のジョセフ・ユン国務省特使にこの請求書が渡されたという。
ワームビア氏は米国帰国後、死亡した。
ユン特使は同事案に対して「外交的交流に関して、確認し回答することはできない」と言及を避けた。
ワームビア氏を帰国させるため北朝鮮に派遣されたユン特使は、トランプ大統領から伝言を受け取った時点で、「医療費支給請求書にサインした」とWPは報じている。
同件について、ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は「我々は、人質交渉に関して言及しない」とした上で、「だからこそ、行政部がその分野で成功したのだ」と強調した。
【日時】2019年04月26日(金) 11:22
【提供】WoW!Korea