4日目に鎮火した桐生の山林火災、やけどの男性「ドラム缶でスギの葉燃やしたら下草に…」
読売新聞 / 2021年3月2日 9時3分
群馬県桐生市黒保根町上田沢で2月25日に発生した山林火災は、発生4日目の28日に鎮火した。同市や県の発表によると、最終的に約20ヘクタールが焼失し、男性1人がやけどをしたが、住宅への被害はなかった。
発表によると、この日は早朝から消防隊員、消防団員の計157人が落ち葉の下の残り火を確認しながら放水を行うなどした。4日間に及んだ消火活動では隊員ら延べ478人が出動し、山梨県や新潟県の防災ヘリなどが計236回の空中散水を実施した。
県警によると、顔や足にやけどを負って救急搬送された近くの男性(79)が、「ドラム缶でスギの葉を燃やしていたら下草に燃え移った」と説明しているという。
[匿名さん]