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抗体保有率、東京は0.91% 厚労相「集団免疫の状況ではない」
NO.9232742 2021/02/05 12:17
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厚生労働省は5日、東京、大阪、宮城、愛知、福岡の5都府県で住民約1万5000人を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を実施した結果、東京は0・91%、大阪は0・58%、宮城は0・14%、愛知は0・54%、福岡は0・19%が陽性だったと発表した。
田村憲久厚労相は記者会見で「自治体でばらつきがあるが、いずれも1%足らず。集団免疫(を獲得した状況)ではないので、引き続き感染に対してご努力いただきたい」と述べた。
この検査は、2020年12月14~25日、5都府県でそれぞれ3000人前後を無作為に抽出して調べた。
米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を許可した異なる2種類の方法を用い、両方で陽性となった人を「陽性者」として数えた。
その結果、東京31人▽大阪16人▽宮城4人▽愛知16人▽福岡6人――だったという。
東京の場合、住民の抗体保有率は、12月7日時点の累積感染者数を基に算出した感染率(0・316%)の約3倍となった。
抗体は、ウイルスに感染した時などに体の免疫細胞が作り出すたんぱく質で、血液中に含まれるかどうかで感染歴が分かる。
ただ、抗体が体内で持続する期間やウイルスに対する免疫機能の程度は不明な点が多い。
3都府県が対象の前回調査(20年6月)では、東京0・1%(2人)▽大阪0・17%(5人)▽宮城0・03%(1人)――だった。
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【日時】2021年02月05日 10:55
【ソース】毎日新聞