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『志賀高原のホテルで大量盗難　防犯カメラに不審者映らず』
フジテレビ系（FNN） 1月11日 17時38分配信

志賀高原のホテルで、スキー合宿中の女子高生の貴重品段ボール5箱分が、大量に盗難に遭った。このホテルは、2015年も同様の事件が起きていた。
盗難被害に遭った女子生徒は、「ホテルの社長さんが『貴重品が盗難に遭いました』と」と話した。
被害に遭ったのは、1月6日から3泊4日の日程で、スキー合宿に訪れていた神奈川県の私立高校の女子生徒、およそ170人。
教師の指示で集められ、ホテルに預けられた財布などの貴重品が盗まれた。
その被害額は、およそ80万円。
盗難被害に遭った女子生徒は、「みんな罵声を浴びせていたし、『返せ!』みたいな声も出ていました」と話した。
楽しみにしていたスキー合宿が一転。
怒号が飛び交い、涙を流す生徒も。

このホテルでは、2015年8月にも、大手学習塾の合宿に参加した生徒およそ340人の財布やスマートフォンが、盗難被害に遭っていた。
盗難被害に遭った女子生徒は、「(2015年8月に)事件があって、(学校が)下見もして安全だから、大丈夫だと」と話した。
当時の保管場所は、ロビーに急きょ設置した講師控室。
仕切りがあるだけで、鍵はかかっていなかった。
そこで、ホテルでは、貴重品の保管場所を変更。
今回は、施錠可能なフロントで保管していた。
7日夜、ホテルの社長が、段ボール5箱分の貴重品を確認し、自ら扉の鍵をかけたという。
ところが、翌朝、社長がフロントの鍵を開け、貴重品を確認すると、財布が全てなくなっていた。

ホテル側弁護士は、「前回のあと、施錠し、防犯カメラも複数設置し、万全を期していた」と語った。
密室で起きた志賀高原のミステリー。
警察は、窃盗事件として捜査を進めている。