🍉上伊那郡雑談

国の許可を受けないまま、白ナンバーのマイクロバスを使って、部活動の生徒らを有料で目的地まで運ぶ「白バス」営業を行っていたとして、箕輪町の自動車販売などを行う会社と５１歳の代表が、１６日、書類送検されました。

書類送検されたのは、箕輪町で自動車販売などを行う「井口モータース」と、この会社の５１歳の代表です。
警察によりますと、この会社は去年８月から１２月にかけてのあわせて５回、国の許可を受けないまま白ナンバーのマイクロバスを使って利用客を県の内外に運び、およそ２４万円の運賃を受け取ったとして、道路運送法違反の疑いが持たれています。
調べに対し、代表は容疑を認めているということです。
警察によりますと、この会社はおよそ１０年前から「白バス」営業を行い、知人を通じて客を集めていた疑いがあるということです。
運賃は、相場よりも安い金額だったと見られ、学校の部活動やスポーツクラブで遠征を行う生徒らが利用していたということです。
代表はＮＨＫの取材に対し、「多大なるご迷惑をおかけして申し訳ない。違法だと認識していたが、地域のスポーツ団体を手伝いたい気持ちだった」などと話しています。