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熱海土石流 国税が反応した土地の持ち主とは
NO.9644510 2021/07/08 09:19
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7月3日、静岡県熱海市で大規模な土石流が発生。7日昼現在で、死者7名、行方不明者27名(7月7日現在)と発表され、豪雨が続く中を警察、消防、自衛隊などによる懸命な捜索が続いている。
すでに報じられている通り、土石流の起点となった地点では、谷を埋め立て盛り土になった土地が豪雨によって削り取られ、土石流となって市街地の家や商店をなぎ倒した。土石流は約2km先の海まで流れ込んでおり、規模の大きさを物語る。
問題の場所は、2007年に神奈川県の業者が埋め立て、2011年に現在の所有者が周辺約40万坪とともに購入した土地の一部だという。注目を集めているのは、その土地の持ち主である。
■脱税で逮捕・実刑、グループ企業は建築業法違反
不動産登記で確認すると、熱海市伊豆山字赤井谷という地名で、所有者として「麦島善幸」という名前が出てくる。
「あの麦島かと、SNSで名前を知ってビックリだった」と話すのは、国税の関係者だ。
麦島氏は、自らが創業した持ち株会社「ZENホールディングス」(本社・東京都千代田区)を中核に、建設、不動産事業を全国で手広く手掛けている経済人。愛知県で社会福祉法人「幸寿会」で特別養護老人ホーム、グループホームなども経営し、長野県では学校法人「理知の杜」の理事長として、私立中学校、高校、専門学校などを運営している。今年春には、経営破綻した大阪観光大学(大阪府熊取町)を譲り受け、経営に乗り出したことが報じられていた。
麦島氏が買収した熱海の土地には、ZENホールディングスの保養所、麦島氏の自宅(登記上)、太陽光発電所などが建てられている他、同氏が代表役員を務める宗教法人「阿主南寺」の熱海別院もある。
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【日時】2021年07月08日
【ソース】ハンター