>>985
★続けて「ところが最近はことに課長以上は慎重だし、メモを取るかどうか、資料を出すかどうか『上の判断次第』というようになる。課長としての決済にもかなり慎重で、自らの保身だけというよりも自分の判断で全体が崩れることを組織として恐れているようだ」と解説する。
官僚はそれでも粛々と仕事をするよう訓練されているから気にならないのだろうかと問うと「そんなはずはない。たぶん働き方改革で、早く帰れと言われて残業しづらいこともあるだろう。だが、近くの居酒屋でくだを巻くほど間抜けではない。ストレスは今まで以上だろう」と秘書。
★加えて「まさかとは思うが、最近の金融庁の年金2000万円問題、防衛省のイージス・アショアの調査データミス問題など、この間までは政府与党が官僚に資料やデータの改ざんや隠蔽(いんぺい)を指示していたものが、今度は官僚のミスが続発しているかのようになっている。彼らがそんなミスを本当に犯すだろうか」とつぶやく。
つまり確信犯的ミスやクーデター色がないかと言いたげなようだった。
優秀な官僚は政治に翻弄(ほんろう)されることを本能的に嫌うがさて本当のところはどうだろうか。