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「業務用スープだろ!」SNS中傷に苦悩
NO.8847722 2020/09/14 08:20
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「業務用スープを使っている」。
福島県郡山市の人気ラーメン店は、SNSなどインターネット上の書き込みに1年以上も悩まされてきた。
ようやく、裁判で書き込みが名誉毀損にあたると認められたものの、店主の表情は明るくない。
判決によって、店の名誉が完全に守られたかというと、そうも言えないようだ。
裁判が終わってもなお、相手は店について、ネガティブな投稿を続けていたのだ。
■人気店が巻き込まれたトラブルとは
店主の田中裕太さん(仮名)は2015年3月から郡山市内に「ラーメンたなか(仮名)」を開業した経営者だ。
会津地鶏を使った自家製スープが自慢で、福島県のラーメン特集誌でもベスト5にランク入りする人気店だ。
もともとは客だった男性Aさんから「業務用スープを使用している」などと指摘する投稿をフェイスブックなどで繰り返され、社会的評価を低下させられたとして、2019年7月24日、110万円の損害賠償を求める裁判を起こしていた。
郡山簡易裁判所は2020年7月30日、SNS上の書き込みが名誉毀損にあたると認め、Aさんに対して、11万円の損害賠償などの支払いを命じる判決を下した(双方、控訴せず、判決が確定)。
■田中さんが名誉毀損と考えたAさんの投稿
田中さんとAさんが知り合ったのは5年前。
Aさんは自身のSNS(フェイスブック)では本名で、グルメサイトにはハンドルネームで、飲食店のコメントを書き込む活動をしていた。
「よく覚えています。開店の2日目にいらっしゃって、ラーメンを2杯食べていかれました。そんなかたは珍しいので、レビュアーのかただとわかりました」
当初、Aさんは店に好意的だった。SNS上でもスープを評価する書き込みをしていたし、来店すると田中さんにラーメンの知識を話していたという。
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【日時】2020年09月13日 09:59
【ソース】弁護士ドットコム