JR西日本が自社サイトで公開した「区間別平均通過人員および旅客運輸収入(2016年度)」によると、三江線の平均通過人員は1日あたり83人で最下位。その次に平均通過人員が少ない路線が大糸線の1日あたり100人。大糸線は北側がJR西日本の管轄、南側がJR東日本の管轄で、この数字はJR西日本側である。その次が木次線の1日あたり204人だ。
大糸線の起点、糸魚川駅は北陸新幹線も停まる。次の統計年度で営業成績は改善されているかもしれない。いっぽうの木次線には近年、大きな外的活性化要因はない。島根県では「トワイライトエクスプレス瑞風」が宍道駅に停車し、バスで雲南市を観光してくれるけれども、木次線とは関係ない。同じ島根県を通る三江線が廃止されると、平均通過人員の少ない路線として木次線が大きくクローズアップされることになる。沿線の危機感は大きい。
大糸線の起点、糸魚川駅は北陸新幹線も停まる。次の統計年度で営業成績は改善されているかもしれない。いっぽうの木次線には近年、大きな外的活性化要因はない。島根県では「トワイライトエクスプレス瑞風」が宍道駅に停車し、バスで雲南市を観光してくれるけれども、木次線とは関係ない。同じ島根県を通る三江線が廃止されると、平均通過人員の少ない路線として木次線が大きくクローズアップされることになる。沿線の危機感は大きい。