北の湖前理事長に旭日重光章
12月21日 20時11分
北の湖前理事長に旭日重光章
先月亡くなった、胆振の壮瞥町出身の元横綱で、日本相撲協会の北の湖前理事長に「旭日重光章」が贈られました。
先月62歳で亡くなった北の湖前理事長について政府は、力士として多くの功績を残し、理事長としても日本相撲協会の公益財団法人への移行や、相撲人気の回復を成し遂げるなど大相撲の発展に貢献したとして、「旭日重光章」を贈ることを決めました。
21日、文部科学省で行われた伝達式には、北の湖前理事長の妻の小畑とみ子さんが2人の息子や今月18日に就任した八角理事長とともに出席し、馳文部科学大臣から北の湖前理事長に対する「旭日重光章」を受け取りました。
馳大臣が小畑さんに対し、「協会に課題がある中で、それを立て直して、こんにちの隆盛に導いた功績は多大なものがある」などと授与の理由を説明しました。
小畑さんは伝達式のあと「きょう出かけるときに、親方には『こういう名誉な章をいただけるんですよ』と言って出てきました。国民の方々に支えていただき、この章をいただいたことを深謝いたします」と話していました。
北の湖前理事長の協会葬は、22日、東京・両国の国技館で行われます。
[匿名さん]