全日本ロード:新クラス、ST1000の概要が発表。タイヤはワンメイク制度でサプライヤーも明らかに
6/27(木) 21:31配信
オートスポーツweb
全日本ロード:新クラス、ST1000の概要が発表。タイヤはワンメイク制度でサプライヤーも明らかに
全日本ロードレース第4戦筑波で行われたST1000クラスのエキシビジョンレースの様子
日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、全日本ロードレース選手権第4戦が開催された筑波サーキットで2020年から新設される新クラス、ST1000クラスの概要を発表した。
【画像】ST1000クラスのワンメイクタイヤサプライヤーはダンロップが務める
2019年を持って終了するJ-GP2クラスに変わり、2020年から新たに誕生するST1000クラス。このクラスは、市販されているスーパースポーツで争うプロダクションレースで、国内最高峰JSB1000クラスの下位クラスとして位置づけられている。
ST1000クラスは、次代のJSB1000クラスやロードレース世界選手権MotoGPのMoto2クラスに通用するライダーを排出することを目的としている。22日に行われた会見ではST1000クラスのコンセプトやマシン規則などが一部明らかになった。
近年はアジアロードレース選手権、スーパーバイク世界選手権、世界耐久選手権(EWC)など世界的に1000ccプロダクションクラスが主流となっており、ST1000も各選手権との調和を目指しているという。
またライダーの技量で争うクラスとすべく、ローコスト/イコールコンディションを実現するために、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)は登録制度と買い取り制度が設けられ、タイヤはワンメイク制度が導入される。