川合美乃里「良い波に乗れた」逆転で首位通過に満足
[2017年10月28日10時49分 紙面から]
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第2ラウンドを終え、海から引き上げる川合(右)(撮影・戸田月菜)
第2ラウンドを終え、笑顔を見せる橋本(撮影・戸田月菜)
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<サーフィン:世界サーフリーグ予選シリーズ(QS)ホワイトバッファロー女子プロ>◇第1日◇27日◇千葉・鴨川市東条海岸マルキポイント
20年東京五輪新種目、サーフィンの国際大会ホワイトバッファロー女子プロが27日、千葉・鴨川市の東条海岸で開幕した。大会はプロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の予選シリーズ(QS)で、女子で2番目にランクが高い「QS3000」の第3戦。5月の第2戦(千葉・一宮町)で日本勢として「QS3000」で初優勝した川合美乃里(16)は4人1組の2組を首位通過し、3回戦に進んだ。3日前に38度8分の熱を出して鼻に違和感が残る中、制限時間25分の終盤に「まだ10秒ある」と7本目の波に乗り、S字を描くように滑る技を連続で決めて逆転。「良い波に乗れた」と満足げだった。
27位の川合に次いで日本勢2番手のQSランク42位の橋本恋(19)は4組2位で3回戦に進出。「ランクと実力を上げて東京五輪を目指す」と意気込んだ。今日28日は2回戦の9組以降から開始し、今年の世界選手権7位の大村奈央(24)らが登場する。
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