フライ級は高学歴ボクサー坂本が決勝進出 西日本新人王
デイリースポーツ 7月19日(日)19時53分配信
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フライ級は高学歴ボクサー坂本が決勝進出 西日本新人王
西日本新人王戦で決勝に進出した坂本
「ボクシング西日本新人王戦準決勝」(19日、尼崎インキュベーションセンター)
フライ級は大阪市立大工学部機械工学科を卒業した高学歴ボクサーの坂本真宏(24)=六島=が中庄谷航大(明石)を1回2分9秒TKOで下し、9月27日に行われる決勝に進出した。
「様子見だった」と慎重に入った1回、ジャブを丁寧に突くと、左フックが入ってダウンを奪った。セコンドから「行け」のサインを受け、左右の連打をまとめると、最後は顔面に右ストレートをたたき込み決めた。
「防御面をしっかり練習してきているので、試合内容が安定してきている」と、在学中の昨年12月にデビュー後、3連勝(2KO)となった。
[匿名さん]
高学歴理系ボクサー・坂本真宏、チアリーダーが試合盛り上げる
デイリースポーツ 7月13日(水)19時30分配信
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大阪市立大の応援団の前で必勝を誓う坂本真宏(前列中央)
「ボクシング・フライ級8回戦」(7月31日、大阪市住吉区民センター)
大阪市立大工学部で研究する現役大学院生ボクサーで東洋太平洋フライ級8位、日本同14位の坂本真宏(25)=六島=が13日、次戦は同大応援団から猛烈サポートを受けることを発表した。この日、大阪市内の六島ジムで初合体。リング上でチアリーダーらが「さっかっもっとっ〜」とエールを送った。7月31日、諸一宇(尼崎)とのフライ級8回戦では太鼓、ラッパの鳴り物に校歌の合唱と大いに盛り上げるプランだ。
坂本は高学歴理系ボクサーとして14年12月にプロデビュー。昨年は大学院試験の勉強を重ね、秋に合格。全日本新人王も獲得し、敢闘賞に輝いた。
[匿名さん]
月からは大学院生として工学部機会工学科で「チタニアナノチューブの形成」に関する研究に打ち込んでいる。授業を重ねながら、4月、日本ランカー入り初戦を勝利で飾り戦績を7戦全勝(4KO)に伸ばした。
文武両道の先輩の存在は学内では有名。同大応援団は普段はチームスポーツを中心に活動し個人、ましてやプロを応援するのは初めて。今回、枝川孝会長からの要請を受け第53代団長の南方徳士さん(21)=文学部4年=は「応援の幅を広げたい」と快諾した。
[匿名さん]
大学院生ボクサー・坂本、骨折乗り越え8連勝 応援団の大声援支えに
デイリースポーツ 7月31日(日)23時46分配信
大阪市立大応援に勝利を祝福される坂本真宏(中央手前)
「ボクシング・フライ級8回戦」(31日、住吉区民センター)
大阪市立大工学部の大学院生ボクサーで東洋太平洋フライ級8位、日本同14位の坂本真宏(25)六島=が諸一宇(33)=尼崎=を圧勝の判定3−0で下し、デビュー8戦8勝(4KO)を飾った。諸は7勝(1KO)12敗5分け。
左肋骨骨折の激痛を乗り越え、大きな勝利だ。プロ8戦目にして初めて受けた同大応援団からの猛烈サポート。絶対に欠場などできなかった。
ステージ場には学生服姿の応援団、チアリーダーがそろい「さっかもと〜」の大コール。ラッパも鳴り響く中、リングインした。チアリーダー2人がラウンドガールも務めた。試合中、鳴り物応援はさすがに止められたが、“市大魂”を全開に燃えまくった。
[匿名さん]
大学院生ボクサー坂本真宏ファイトマネー0円世界戦
[2018年12月6日8時17分 ]
国公立大大学院生ボクサーとして、史上初めて世界王座に挑む坂本真宏(撮影・加藤裕一)
大阪市立大大学院生のIBFフライ級15位坂本真宏(27=六島)が、大みそかにマカオで同級王者モルティ・ムザラネ(36=南アフリカ)に挑戦することが5日、大阪市内の同大学で発表された。「国公立大大学院生ボクサー」の世界戦は日本ボクシング界初。機械物理学系を専攻する“理系男子”が、4階級制覇を狙う井岡一翔、2階級制覇を狙う京口紘人との3大世界戦として夢舞台に立つ。
腹を決め、坂本は世界に打って出る。「最初に世界戦の話を聞いた時、興奮しました。でも、お金、周りの期待、しかも強い王者と海外で…正直、怖さと重圧があった」。10月末に六島ジムの枝川会長から覚悟を問われ、一晩悩んだ。大学院で機械物理学系を専攻。そんな理系の頭でなく、ボクサーの心で決断した。
大阪・泉北高では“帰宅部”だった。非日常感に引かれ、大学でボクシングを始めた。大阪市立大工学部卒業後にプロになったが、大学院2年の昨夏にはロボット工学の一般企業に就職が内定した。ところが、16年11月にWBOアジア太平洋王座決定戦で惜敗した相手、木村翔がその時、世界王座を奪取。「悔しくて」。引退の意思を撤回した。
世界戦は数千万円の経費がかかる。枝川会長は王者側からオファーを受け、同大学の荒川哲男学長(68)に頭を下げ、各企業にいるOBを紹介してもらった。資金集めの殺し文句は「ベルトをとったら、初防衛戦は大阪市立大の体育館で」。その熱意でスポンサー約10社が集まった。
枝川会長は「坂本には知名度も人気も全然ない。現時点でファイトマネーは0円」。坂本は「感謝の気持ちを力に変えて、王者を殴り倒したい」。この日は学ラン、ぐりぐりメガネ姿で会見に出席し、現役大学院生である点をアピールした。できることは何でもやって、一世一代の舞台に立つ。【加藤裕一】
[匿名さん]
019年3月27日水曜日
坂本真宏が再起 5.26大阪市大でダブルWBO・AP戦
六島ジムは26日、大阪市の大阪市立大学で昨年大みそかに中国・マカオで世界初挑戦に失敗した大学院ボクサー、坂本真宏(28=六島)の再起戦を5月26日、坂本が通う大阪市立大学の第二体育館で行うと発表した。
試合はWBOアジアパシフィック・フライ級王座決定戦で同級2位の坂本は同級3位、阪下優友(27=角海老宝石)と対戦。セミで同バンタム級タイトル戦も行い、同級14位、ストロング小林佑樹(27=六島)がチャンピオンのベン・マナンクィル(27=フィリピン)に挑む。小林も昨年末、OPBFバンタム級王座決定戦で敗れており、2人の再起戦がダブルタイトル戦となる。
左から大阪市大の荒川学長、坂本、小林
坂本は大学院工学研究科に在籍。大学OBらの支援を受けてIBFフライ級王者、モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦したが、10回終了TKOで敗れた。
坂本は試合の1ヵ月前に大阪市内の病院での総合検診で脳のMRI検査を受けたところ、脳の中心部に動脈瘤の疑いがある白い影が映り、3ヶ月後に再検査を言い渡された。
「家族も呼んでくださいと言われて、頭が真っ白になりかけたが、試合に集中するしかないと言い聞かせて、練習を続けて、マカオに向かいました」。深い悩みを抱えたままの結果は相手の手数に対抗できず完敗となり、引退も考えていたという。
しかし、2月の再検査で異常はないことが判明。胸をなで下ろしていたところに、荒川哲男・大阪市大学長から「坂本君がマカオで勝ったときは、初防衛戦を大阪市大で開きたいとみんなで考えていた。たくさんのOBに応援してもらったのだから、いま一度みんなの前で戦ってみては」と試合開催の要請があった。
医者でもある荒川学長は「試合後も脳のことはまったく知らなかった。MRI検査で血管が動いて、影になることもあるようだ。サポートしていただいたOBに恩義を感じていますし、いずれボクサーは引退しなければならないが、坂本選手のためにもう一度チャンスを作りたかった」と話し、大学で初のプロ興行開催を決断した。
坂本は「ボクサーとして前に進んでいくのが応援していただいた方々への恩返しになると思います。相手も好戦的な選手で、打ち合って面白い試合をします」と決意を語った。
[匿名さん]
母校で王座決定戦行う坂本真宏を大阪市大OBが援助
4/22(月) 18:50配信 日刊スポーツ
母校で王座決定戦行う坂本真宏を大阪市大OBが援助
母校の大阪市大第二体育館で5月26日に再起戦を行う元WBOアジア・パシフィックフライ級王者坂本真宏(前列中央)。前列左は武市晃輔トレーナー、同右は下中奨三・同大ボクシング部OB会長。後列は同大ボクシング部OB(撮影・加藤裕一)
元WBOアジア・パシフィックフライ級王者で、大阪市大大学院生ボクサーの坂本真宏(28=六島)にとって、再起戦となる同級王座決定戦(5月26日、大阪市大第二体育館)をめぐり、同大ボクシング部OBが全力でサポートすることになり、22日、同大で会見を行った。
【写真】院生ボクサー坂本真宏“史上初”大阪市大で再起戦
千葉県船橋市在住の同部OB会長、下中奨三さん(38=システムエンジニア)は「坂本のタイトルマッチを、大阪市大でやるなんて歴史的イベント。ここでOBが動かんとどうする、となりました。協力して、絶対に成功させたい」と熱弁をふるった。
自身もOBである坂本は「OBにはデビュー当時からチケットを買ってもらったり、すごく応援していただいてきた。僕は結果で答えたいと思います」。昨年12月31日に日本ボクシング史上初めて“国公立大大学院ボクサー”が世界タイトルに挑んだが、失敗。一時は引退も考えた。
[匿名さん]
しかし、自分の大学での再起戦というプランに、現役続行を決めただけに闘志満々だ。
同大ボクシング部は3月末時点で部員が2人だけで、大学の規定「5人」に満たず、廃部となった。部の再興は難しい状況だが、約70人いるOB会は「大阪市大ボクシング部」の名前を少しでも残したい思いが強い。
今回の興行では、会場、リングの設営や場内スタッフなどをサポートしていく意向で、下中さんは「発揮したいのはマンパワー。OB会の半分以上は、なんとか集めたい」と話した。
選手にユニークなリングネームをつけるなど、業界屈指のアイデアマンでもある六島ジムの枝川孝会長は「ラウンドガールとかもやってもらえたら、おもしろい。ボクシング部でなくても、女子柔道の選手に道着でやってもらうとかね。部の垣根を越えて“大阪市大フェスティバル”のようなイメージが出てきたら」と盛り上がりに期待した。
[匿名さん]
大学院生ボクサー坂本、再起戦で無念のTKO負け 在学の大学内で王座戦開催
5/26(日) 19:00配信 デイリースポーツ
大学院生ボクサー坂本、再起戦で無念のTKO負け 在学の大学内で王座戦開催
流血しながら阪下優友と激戦を繰り広げる坂本真宏(右)=大阪市大第2体育館
「ボクシング・WBOアジアパシフィックフライ級タイトルマッチ」(26日、大阪市大第2体育館)
【写真】無残に腫れ上がった坂本の顔面
現役大学院生ボクサーでWBOアジア太平洋フライ級2位の坂本真宏(28)=六島=が、在学する大阪市立大の学内で同級3位の阪下優友(28)=角海老宝石=と王座決定戦を行い、6回TKOで敗れた。「自分の距離をつぶされた。うまく対応できなかった」と悔やんだ。
昨年大みそかにマカオで世界初挑戦し、王座奪取に失敗。再起戦は即王座戦となり、同大ボクシング部OB会の支援も得て今回のリングに上がった。序盤はワンツー、ボディーなど有効打を与えたが、5回に相手のパンチで左目上をカット。右目下も大きく腫れ、両目がふさがった。6回に一気にたたみかけた阪下の猛攻に耐えきれず、レフェリーがストップをかけた。
試合後は痛々しい顔で「(相手のパンチは)何か当たったのかわからなかったが、まず左目が血でかすんでパンチが見えなくなった。視界がふさがって一気に相手が調子づいた」と振り返った。世界戦後に一度は引退を考えたが、大学側の後押しもあり再起した。今後については「勝つことしか考えていなかった。まだ真っ白」と話していた。
[匿名さん]