⛸スケート

松生理乃、果敢にトリプルチャレンジ！ NHK杯表彰台に続き愛知県競技会でV…憧れの浅田真央さんに一歩近づいた

12/6(日) 20:47配信
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中日スポーツ

　フィギュアスケートの愛知県競技会最終日が6日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われ、ショートプログラム（SP）で争う女子はグランプリ（GP）シリーズNHK杯3位の松生理乃（16）＝中京大中京高＝が試合で初めてトリプルアクセルに挑戦し、転倒するも69・67点で優勝した。

　浅田真央さんに憧れてスケート靴をはいた松生が、浅田さんの代名詞ともいえるトリプルアクセルに挑んだ。「全然ダメだった。（跳んだ直後に）軸がゆがんで空中で、あーやばいなと思ったんだけど、やっぱりダメだった」。回転も足りずに尻もちをついてしまったが、今季の伸び盛りが新たな一歩を踏み出した。

　跳ぼうと決めたのは、25日に開幕する全日本選手権（長野）のためだけではない。「練習しているだけじゃなく、プログラムに入れてやってみたいと思って。とりあえず、やってみたいという気持ちで入れた」。失敗の恐れよりも本番で試したい意欲が上回った。

　昨夏の全日本ジュニア強化合宿から習得に取り組む。当時と比べ格段に上達したが、成功率はまだまだ低い。今は回転不足でも片足で降りられるレベルを目指している。

▽女子（1）松生理乃（中京大中京高）69・67（2）浦松千聖（中京大中京高）65・36（3）新田谷凜（中京大）61・14

▽男子（1）山本草太（中京大）63・88（2）日野龍樹（中京大）60・67（3）佐々木晴也（関大KFSC）57・30