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　5月14日放送の『サンデーモーニング』（TBS系）でLGBTQ法案について報道。女性出演者のあるコメントにネット上からツッコミが集まっている。

　この日、番組では性的少数者への理解を広めるための「LGBT理解増進法案」について報道。自民党内で法案に反発する保守派の議員に配慮したためか、原案の「性自認」という言葉が「性同一性」に変更された修正案が事実上了承されたことを批判的に報じていた。

　この問題に関連し、出演していたモデルで起業家の難波遥（23）は、自身の知人に当事者がいることを明かしつつ、「同性カップルで都内で賃貸のマンションを借りられないっていう悩みをお聞きしたことがありました」と告白。その上で、「やっぱりこういう差別はあってはならないと思います」と苦言を呈した。

　また、難波は別の機会にその知人に「あなたの性別はなんですか？」と聞いたことがあったそう。その知人は「性別は『私』です」と答えたとのこと。

　難波は「私たちはなにかを区別するっていう物の見方って結構何に対してもあると思うんですけど、その方々はLGBTQに限らず、『自分が自分である』っていう自分の生き方を全うしているのが本当に格好いいと思って」と言い、「私もさまざまなことを学ばせていただいてる」と話していた。

　また、「LGBTQなどさまざまなバックグラウンドを持つ方とともに対話をしていくことで、今まで気づかなかったことに気づいたりとか、社会的にも有益なものを生み出していくことができるんじゃないかな」と話していた。

　しかし、この発言にネット上からは、「同性カップルで賃貸借りられない、のが差別なんだ」「『あなたの性別はなんですか？』って聞く時点で差別してるじゃん」「賃貸でいうと最近は老人も貸してくれないって話あるな。それは差別ではないの？」といったさまざまな声が集まっていた。

「そもそも賃貸契約でなにを許可してなにを許可しないかはオーナーが決定すること。ペット不可の物件であっても『ペット差別』と叫ばれることはないため、この発言に疑問の声が集まっていました。また、難波の発言は『私たち』つまりマジョリティと『LGBTQ』というマイノリティを完全に区別した上で話していたため、多くの困惑が寄せられることになってしまいました」（週刊誌記者）

「あなたの性別はなんですか？」という質問こそが最大の差別だと感じた視聴者もいたようだ。