北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が最近発生した交通事故で、中国人韓国客32人が死亡したことと関連し、平壌にある中国大使館を訪問し、慰問の意を表したと朝鮮中央通信が24日、報道した。
通信は「金正恩同志様が思わぬ交通事故で、わが国にやってきた中国人観光客の中で多くの人命被害が発生したことと関連し、23日午前6時30分、大使館を訪問して慰問の意を表した」と伝えた。
そして、「中国共産党中央委員会総書記であり、中華人民共和国主席である習近平同志と中国の党や政府、被害者遺族たちに、心からの慰問と深い哀悼の意を表した」と付け加えた。
通信は、金委員長が「思いがけない不祥事が発生したことがとても胸が痛む」とし「家族を失った遺族たちを思えば、非常に痛切な気持ちを禁じ得ない」と話した、と伝えた。
また「北朝鮮の人民たちも悲劇的な今回の事故を、自分たちが遭った不幸だと思っている」とし、「我が党と政府は遺族の傷を少しでも治す心で、最大の誠意を尽くして後続措置を取る」と、金委員長の発言を伝えた。
【日時】2018年04月24日(火) 09:38
【提供】WoW!Korea