決壊原因はどうなったんだ。矢板ぶちこんでくれ。いや、それよりもその部分のかなり上流や、やや下流の堤防もブルーシートで隠してあるそうだが?
[匿名さん]
「心の故郷、取り戻そう」千曲川決壊1年を前に「追悼と復興のつどい」
2020/10/11 21:00毎日新聞
「心の故郷、取り戻そう」千曲川決壊1年を前に「追悼と復興のつどい」
2019年の台風19号で決壊し、修復された千曲川の堤防で風船を飛ばす「追悼と復興のつどい」の参加者たち=長野市穂保で2020年10月11日午前11時20分、滝川大貴撮影
(毎日新聞)
台風19号で千曲川の堤防が決壊してから13日で1年を迎えるのを前に、長野市長沼地区で11日、「追悼と復興のつどい」(実行委員会主催)が開かれた。元の生活に戻れるかどうか先行きの見えない住民も多く再建は道半ばだが、被災時に災害ボランティアに助けてもらった感謝の気持ちを伝え、復興に向けて一歩を踏み出した。
同市穂保の決壊した堤防前に、今も仮設住宅で生活を続けている住民ら約500人が集まった。久々に顔を合わせて笑顔を見せる一方、変わり果てた地区の光景に思いを募らせていた。近くの体育館は濁流で壁に穴が開き土砂が流れ込んだままで、氾濫の傷痕が生々しく残っている。
実行委員長の西澤清文さん(66)は「『希望』と『備え』、地域コミュニティーに対する『愛着』と『覚悟』を持って、一歩一歩前へ進んでいきたい」とあいさつ。住民らは約1分間黙とうし、この地区で亡くなった2人の冥福を祈った。
住民はメッセージカードに復興への思いを書き込み、修復した堤防の上から、色とりどりの風船に付けて一斉に飛ばした。同市赤沼から離れて生活する長沼小6年の西片俊太さん(12)はボランティアへ感謝の思いを寄せた。「1年前は悲しい気持ちが大きかったけど、今は毎日(小学校で)友達と一緒で楽しい」。同市穂保の岩崎弘幸さん(52)は「『長沼は美しい心の故郷』。みんなで取り戻そう」と書き、「まだ、先は長いけど家族もいるので前を向いていかないと」と語った。
[匿名さん]
ただ、今も水害の危険性はつきまとう。今年は県内に迫る台風は少ないが、つどいの開催直前に台風14号が最接近した。同市大町の深沢悦子さん(70)は「数日前に雨が降った時もトラウマみたいに思い出す」と不安を抱える。実行委員の芝波田英二さん(67)は「1年が近づくと動揺して気持ちが落ち着かなくなる」と明かす。
つどいでは、同市穂保出身の武蔵野音楽大3年、塚田尚也さん(21)が、自身が作曲した故郷を思う曲「もう一度、あの場所へ…」を電子ピアノで演奏すると、涙ぐむ住民も。長沼地区では住民集会などでこの曲が流され親しまれている。塚田さんは地元住民が集まった場で生演奏するのは初めてといい「先は長いけど、復興に向けて着実に歩んでほしいと思いを込めた」と話した。
[匿名さん]