8人は2019年5月から約1年4カ月間、庁舎内において複数人で参加する対戦ゲーム「PUBGモバイル」に興じていた。輸送機から無人島に降り立った最大100人のプレーヤーが最後の1人、あるいは1チームになるまで戦う、人気のバトルロイヤルゲームで、8人は同じ係に所属し、隔日で24時間の当直勤務にあたっていた。
「もともと休憩時間に隊員の1人がゲームを楽しんでいるのを先輩2人が見て興味を持ったのがきっかけで、後輩5人に『おもろいゲームがあるで』とダウンロードするよう勧めた。最大4人で1チームを編成するため、8人は組み合わせを変えて参加。先輩は後輩が仕事中でも『ゲームするから来い』とLINEを送り、呼び出していました。普段は1人で対応するはずの窓口に隊員たちが集まり、ゲームに熱中しているのを市民が見掛け、通報したのです」(消防本部関係者)
先輩2人は後輩6人と同じ階級だが、係長不在の際は、代わって隊をまとめる「職務代行」の立場だった。
そんな2人が後輩たちを半強制的にゲームへ参加させた上、行き過ぎた指導をしながら、パワハラの自覚すらなかった。スマホゲームがバレたのをきっかけに署内の実態が明らかになった。
「もともと休憩時間に隊員の1人がゲームを楽しんでいるのを先輩2人が見て興味を持ったのがきっかけで、後輩5人に『おもろいゲームがあるで』とダウンロードするよう勧めた。最大4人で1チームを編成するため、8人は組み合わせを変えて参加。先輩は後輩が仕事中でも『ゲームするから来い』とLINEを送り、呼び出していました。普段は1人で対応するはずの窓口に隊員たちが集まり、ゲームに熱中しているのを市民が見掛け、通報したのです」(消防本部関係者)
先輩2人は後輩6人と同じ階級だが、係長不在の際は、代わって隊をまとめる「職務代行」の立場だった。
そんな2人が後輩たちを半強制的にゲームへ参加させた上、行き過ぎた指導をしながら、パワハラの自覚すらなかった。スマホゲームがバレたのをきっかけに署内の実態が明らかになった。