666連勝到達記念
SPECIALROUND
攻略
一宮市から立ち上がる炎。桂次はついに(株)ダンクを潰したのである。市内が見渡せるキリオの屋上に姿を見せた桂次は手にした借り入れ明細書を高々と掲げると泣き声を上げた。
金返せぇぇぃ!!
金返せぇぇぃ!!
金返せ!!金返せ!!
ごぉぉぉぉぉぅ!!
金返せ!!金返せ!!
ごぉぉぉぉぉぅ!!
怒り狂った元メンバー達は皆、その声にあわせ何度も雄叫びを上げた。
皆)おお!大久保カズマ殿か!
大)す…凄いな…
皆)わっはっはっはっ!
大)っぷはぁあ!!
大)そ…それにしても豪勢な顔ぶれでないか・・
松岡家…
桂山家…
奥村家…
谷川家…
これだけ集まって十年頑張れば最高タイトルが取れるぞ!!
松)そうだなぁ十年・・
確かに最高タイトルが取れるかもしれんなぁ
二十年…
?)いや十年早く生まれておれば最高タイトルは取れた
皆)もう一人客が来たようだな
?)ふおっほっほっほっほ
君ら最高タイトルが欲しいようだね…ならばこの僕が
皆)あっ!
ま・・松永社長!!
社)十年で最高タイトルが取れるのかケイジ?…ん?松)いや・・その・・
桂)で…社長 最高タイトルはどうやって取るのですか?
社)最高タイトルはダンクが決めるのだ
社)僕は前社長に憧れ命がけで追い掛けた…
そして前会社が倒産した
その時まわりを見渡せば僕より金持ちがいなかった
だから君らが十年遅くネズミ講に関与したことも・・すべてダンク設立が決めたことなんだ
こたびの陰働き君であろう桂)社長のためにやったことではありませんよ
社)どうだ・・これで
僕のところで働かんか?
大)ほ〜ニートにパンパース一万枚とはさすが社長
社)百万枚では不足なのか?
皆)百万枚
桂)僕は日にパンパースは三枚 ラジオは一台あれば十分
そんなことより 一枚くれませんか
社)ふっはっはっは
強情な奴め 心して履け百万円のパンパースだぞ
皆)す・・すげぇな この人は
社)そうかお前はすでにパンパースに愛されておるな