今年1月から6月までの半年間に愛知県内で起きた空き巣などの侵入盗の被害は3500件余りと全国で最も多く、警察は取り締まりを強化するとともに家庭での防犯対策の徹底を呼びかけています。
警察のまとめによりますと、今年1月から6月までの半年間に愛知県内で起きた刑法犯罪は、全体で3万4042件と、7年連続で減少しています。
このうち、住宅や店舗などに侵入する空き巣や忍び込みなどの盗み侵入盗の被害は3517件で、去年同時期より490件減ったものの全国で最も多くなっています。
侵入盗の手口では留守宅を狙う空き巣が1670件。
夜間、住人が就寝中などに侵入する忍び込みが319件。
事務所荒らしが337件などとなっています。
愛知県では侵入盗の年間の被害件数が平成19年から去年まで9年連続して全国で最も多くなっています。
警察は取り締まりを強化するとともに自宅のドアや窓に補助錠を取り付けたり、雨戸やシャッターなどで戸締まりを徹底したりして、家庭でも十分に防犯対策をとるよう呼びかけています。
【日時】2016年07月26日 11:03
【ソース】NHK