>>262
ニュートラルの位置でシフターを前後左右に動かすとハチミツの壺をスプーンで搔きまわしてる様な独特の抵抗感がありました。
でも当時のスカイライン(R30)はそれどころじゃなかった。アレはスカイライン・バンの4速ミッションに1速継ぎ足して5速化した奴でシフトストロークも大きくそのフィールもグニャグニャで何速に入っているかわかりにくい、しかもターボパワーにシンクロメッシュが負け引っかかったりギア鳴りしたりする。
そういうのと比較したら天と地の差がある。
ポルシェはリヤエンジンでそのトラクションも強烈ゆえ、クラッチも踏みごたえがありしかも半クラッチは使えなかったから
下手なドライバーが一日都内を走るとたちまちクラッチが滑り出したりすると言われた。
私は初心者マークの時に親父に買ってもらった911(930)3.2ℓで通学してたが、腕のいいポルシェ屋さんのおかげで
ほぼノントラブル、日常の足にも使っていた。
凄いのは3速に入れておけば歩くような速度から一気に160キロまで鋭さとスムーズさを持って加速するそのフレキシビリティとレスポンスに舌を巻き、コイツにゾッコン惚れたものだよ。