🧖海部郡雑談

愛知県海部郡の蟹江町長選挙（ことし3月28日投開票）で、
別人を装って投票するよう自身の義妹に指示した
公職選挙法違反（詐偽投票）の容疑で、
▼プロパンガス小売会社「カニエJAPAN」で犯行当時に会長を務めていた
　黒川公明（くろかわ・きみあき）容疑者（88歳、同町）
▼黒川容疑者の義妹で蟹江町元職員（同町）
の2名を県警が今月1日、書類送検していたことが明らかになった。

黒川容疑者は3月下旬、元職員に自身の妻の投票券入場券を渡し、
黒川容疑者が支援する戸谷裕治氏に投票しに行くよう指示したという。
また、町役場に対し、「お前らが黙っていればわからない」などと
隠匿を働きかける電話を投票日前日にかけていたという。

投票日当日に元職員は、黒川容疑者の妻を装った投票を
実行しようと投票所を訪れ、投票用紙の交付は受けることができたが、
記載されてある人物でないことを受付職員に気付かれ、阻止された。
黒川容疑者の妻は病気で入院中であったという。

同町より情報提供された県警が、「カニエJAPAN」の家宅捜索に
着手したのち、黒川容疑者は同社の会長を急きょ退任したという。

取り調べに対し両容疑者は、ともに犯意を否定しているという。
黒川容疑者「代わりに行けると思っていた」
元職員「言われて行っただけ」「なりすますつもりは全くない」