第3回AKB48選抜総選挙で、「神7」と呼ばれる上位7人の一角が崩れた。昨年、4位だった板野友美(19)が8位にダウン。逆に昨年8位だった柏木由紀(19)が3位に浮上した。また、指原莉乃(18)が昨年より10ランクアップする9位に躍進するなど、新勢力が台頭した。
神話が崩れた。第1回、第2回の選抜総選挙で上位7人の顔ぶれは同じだった。「神7」。ファンは、こう崇(あが)めていた。しかし、今年、新勢力の台頭が序列を変えた。会場はファンの驚がくの声に悲鳴が交じり、異様な雰囲気になった。
言葉を続けるのも難しかった。板野は弱々しく壇上を歩み、目を真っ赤にした。「去年、7位から4位になって、すごくうれしかった。今年は8位だった…」。止めどなく出てくる涙に、必死に打ち勝とうとした。力を振り絞り、「これからもAKB48を愛して、さらに頑張っていきたいです」と声に出した。
板野は今年1月26日、「DearJ」を発売し、AKB48のメンバーで最初にソロデビューを果たした。他メンバーに比べ同性からの支持が高く、メディア露出も多い。5月25日の速報では8位だったが、この日は上位に食い込んでくると思われていた。
[匿名さん]