>>731
このご祝儀の問題については、今後の角界の慣習に大きな波紋を投げかけそうです。
今迄の相撲界の慣例だと、結婚式や祝宴、引退式などの特別な場での臨時収入は部屋に6割、力士に4割が一般的でした。
しかし今回は、2000人ぐらいのお客が来て収入は4200万、そしてホテルへの支払いが1443万、残りの2700万円を父親が持ち帰ったと報道されています。
親方には300万の謝礼が払われたようです。
しかし今回の会場設定は貴景勝の父親が行い、親方とも話し合いは出来ていた語っています。
昔は、力士は中学校高校の時から部屋に修行に来て、学校に行く費用、生活費等は全て部屋で負担しました、親方夫婦は親代わりとなって力士に投資をしてきたために、そのように臨時収入は全て今までの慣例によって6:4の比率で部屋に流れました。
しかし現在は貴景勝のように、小さなときから学校で相撲を学び生みの親が力士に育て上げて、部屋に送り込むパターンが増えて、部屋は昔のように力士に投資する金額は小さくなっています。
又貴景勝は既に幕内力士として千賀の浦部屋に来たために、部屋としては一円も投資をしていないことになります。
その為、今までのような慣例的な収益の折半は理にかないません。
又今迄のような慣例が脱税の温床になっていたこともあり、今後は今迄の相撲界の慣例を見直す必要があり、今回の件は大きな分岐点になるのではないでしょうか?
千賀の浦親方も、貴乃花部屋から棚から牡丹餅のように幕内力士、十両力士が入ってきたのですから、美味しい所取りばかりでは悪いと思っていると思います?
それで親方には謝礼として300万を差し上げると言う事で、父親と話が付いていたのではないでしょうか?
とんだ騒動に巻き込まれて貴景勝も稽古に集中できないのではないでしょうか。
このようなお金の問題は、昔から角界にはびこる大きな問題ですので、今回の件を起点として角界も悪式慣例を変えるようにした方がよいと思います。
報道メディアもその辺りに報道の内容を切り替えた方がよいと思います。