高木美帆まさかの減速「号令に合わせられなかった」
[2018年2月19日21時18分]
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女子追い抜き 先頭で引っ張っていた高木美帆(手前)は加速するのをやめて相手を見る。後方へ佐藤彩乃、高木菜那(撮影・山崎安昭)
女子追い抜き 先頭で引っ張っていた高木美帆(手前)は加速するのをやめて相手を見る。後方へ佐藤彩乃、高木菜那(撮影・山崎安昭)
<ピョンチャン五輪:スピードスケート>◇19日◇女子団体追い抜き
1500メートルで銀メダル、1000メートルで銅メダルを獲得したエース高木美帆(23=日体大助手)、高木菜那(25=日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(21=高崎健康福祉大)で臨んだ日本は2分56秒08で8チーム中2位となり、上位4チームによる準決勝へ進んだ。
ヒヤリとする場面があった。スタート直後、先頭を滑る高木美帆が最初のカーブ手前でスピードを落とし、後ろを振り返った。すぐに加速したが、大きく遅れを取った。
高木美帆はレース後、一連の動作に関して「(スタートの)号令に合わせることができなかった。合わせにくかったのかなと感じた」と説明。「自分たちはソチオリンピックが終わってからチームパシュートにかけてきた時間はどの国よりも多いと思っている。ミスが出たことを踏まえてしっかりと気を引き締めたい」と準決勝をにらんだ。
日本はこの種目で世界記録を持ち、金メダルが期待される。準決勝は21日に行われる。