競技MVPは先制決勝点の主人公ソン・フンミン(25、トッテナム・ホットスパー)だったが、イ・スンウ(20、エラス・ヴェローナ)に向けられたスポットライトはソン・フンミンに劣らなかった。
自身初のAマッチで特有の唐突さでフィールドを走り、アシストまで決めたイ・スンウは「夢が叶った」と感激した。
シン・テヨン監督(47)率いる韓国は28日午後8時、大邱スタジアムでおこなわれたホンジュラスとの親善試合で、ソン・フンミン(25、トッテナム・ホットスパー)、ムン・ソンミン(25、仁川ユナイテッド)の連続ゴールにより2-0で勝利した。
初めてA代表となったイ・スンウはこの日、サイドMFとして先発出場のチャンスを得て、全く動じないプレーでチームに活気を吹き込んだ。
試合後、シン・テヨン監督は「イ・スンウは私の頭の中にある考えをキャッチし、プレーした」と賞賛した。
イ・スンウは「(Aマッチは)サッカー選手になったときからの夢だったし、僕が選手生活を続ける最も大きな動機だ。きょう、その夢が叶ったようでうれしい。結果も良く幸せだ」と心境を述べた。
弱点として挙げられる体力面でも劣った姿は見えなかった。
イ・スンウは「Aマッチだったから、心構えが少し違ったようだ。夢を叶えるという思いに、つらさは感じなかった」と伝えた。
【日時】2018年05月29日(火) 10:30
【提供】WoW!Korea