18日、全日本卓球選手権男子シングルス準々決勝で戸上隼輔(野田学園高)が丹羽孝希(スヴェンソン)を下し、準決勝進出を決めた。
インターハイ王者の戸上は、男子ダブルスでも優勝候補であった水谷隼/大島祐哉(木下グループ)ペアを下しており勢いがある。
戸上が大会最終日の19日もこの調子を保てるか、注目が集まる。
戸上のパワーが丹羽のテクニックを上回る写真:戸上隼輔(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部パワーのある両ハンドが持ち味の戸上が第1ゲームからエンジン全開。
高速バックハンドで丹羽のフォアサイドを何度も抜き去り、11-5であっさりと1ゲームを奪った。
第2ゲーム、第3ゲームはともに接戦になったが、ミスを恐れずラケットを振り抜いた戸上が丹羽のテクニックを封じ込め、11-9、11-8とさらにゲームを連取。
優勝候補の丹羽に対して、あと1ゲームと王手をかけた。
第4ゲームでリードを奪ったのは丹羽であったが、ゲームポイントを奪いきれず、戸上にデュースに持ち込まれる。
戸上の強気のドライブが決まり、12-10で戸上が勝利。
会場には戸上の雄叫びが響いた。
【日時】2020年01月18日(土)
【提供】Rallys