■日本のイージス艦
イージス艦とはイージスシステムを搭載した艦艇のことを指しています。
イージスシステムを搭載していることで同時異方向からのミサイル攻撃に対処することができます。
日本では海上自衛隊がこんごう型を4隻、あたご型を2隻のイージス艦を運用しているのです。
ちなみに、イージス艦は米国が世界で初めて開発・実用化したのですが、日本は世界で2番目にイージス艦を導入しています。
■こんごう型の性能
こんごう型は日本で初めて建造されたイージス艦で「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻が就役されています。
1990年から1998年まで建造され、就役は1993年から現在まで就役中です。
性能は以下の通りとなっています。
“こんごう型イージス艦
基準排水量:7,250t
馬力 :100,000PS
主機械 :ガスタービン4基2軸
乗員 :約300名
速力 :30?
主要寸法 :161×21,0×12,0×6,2(長さ、幅、深さ、喫水)
主要兵装 :イージス装置一式・VLS装置一式・高性能20ミリ戦艦砲×2
SSM装置一式・54口径127ミリ連射砲・3連装短魚雷発射管×2
電波探知妨害装置一式・対潜情報処理装置一式″
引用元:海上自衛隊:ギャラリー;護衛艦(艦艇):こんごう型
就役して20年以上経つ現在でも海上自衛隊の主力としてこんごう型が日本を防衛しています。
計画当時はソビエト連邦への対策として建造されるも、1番艦の「こんごう」が就役した1993年にはソビエト連邦は崩壊していました。
そのため、イージス艦不要論がでたこともあるが世界に平和が訪れることはなく、現在でも日本を防衛しているのです。
【日時】2017年09月21日(木)
【提供】YAZIUP