日本時間2月5日、スカイツリーの高さを上回る大きさの小惑星が地球に最接近すると、米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。
小惑星は、「潜在的危険」に分類されるが、地球への衝突の脅威はないという。
NASAによると、「2002 AJ129」と名付けられたこの小惑星は、来月5日午前6時半ごろ、地球から約420万キロの距離に、秒速34キロで接近する。
これは、月への距離の10倍以上に相当。
サイズは、500メートルから1200メートルと推定され、ハワイにある米空軍のマウイ宇宙監視施設が2002年に発見した。
NASAは、地球から約748万キロ以内に接近する天体を、「潜在的に危険な小惑星(PHA=Potentially Hazardous Asteroid)」と分類しているが、地球近傍天体研究センターのポール・チョーダス氏は「我々は14年以上、この小惑星を追跡しており、その軌道を正確に把握している」と述べて、地球に衝突する危険性を否定している。
【日時】2018年01月21日(日) 11:09
【提供】ハザードラボ