「闇営業」じゃなかった!
6月30日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)にて、雨上がり決死隊・宮迫博之ら吉本所属の芸人など15人が反社会的勢力との闇営業で謹慎処分を下された問題に関して、吉本芸人の『NON STYLE』が衝撃発言し、出演者を驚かせた。
「番組で吉本と芸人の契約形態の話題となった際、井上裕介が『僕らも契約書ってのはないです。
吉本自体も数十人しかいないっていうのは会社も言っていることなんで』と契約書を交わしていないことを説明。
相方の石田明も『僕らは吉本所属というよりは吉本のお得意様みたいな形なんです、言うと。
内縁の妻的』と表現しました。
しかも、タレントグッズについても契約がなく、気付いたらグッズが出ているのだとか。
28日放送の『スッキリ』でも、加藤浩次やハリセンボン・近藤春菜も契約書を交わしていないと告白し、両番組に出演していた菊地幸夫弁護士は驚きを通り越して唖然となっていました」(テレビ誌ライター)
吉本には約6,000人の芸人がいるものの、加藤や近藤クラスの売れっ子が契約書なしで仕事をしていたことは世間も完全に予想外。
ネット上では「コンプライアンス宣言以前に、法律や社会的な通念を守る気がないのだろう」「ギャラの税金処理どうなってるのか、査察入らないとおかしい」「グッズのロイヤリティーも払ってないのでは?」と、吉本批判が飛び交っている。
「契約関係にないのであれば、吉本が芸人らを『契約解除』とか『謹慎』と言っている意味がわからない。
相手が反社会的勢力だったのは問題だとしても、直で営業するのは咎められることではなかったわけです。
むしろ、契約書を交わしていない芸人のグッズを勝手に製造するようなコンプライアンス皆無な会社のほうが問題視されるべき。
宮迫らの謹慎処分についても『仕事の斡旋停止』と表現するのが正しいのでは」(週刊誌記者)
契約関係にない芸人を売り込んでいた吉本こそを「闇営業」と呼ぶべきかもしれない。
【日時】2019年07月02日(火) 12:00
【提供】日刊サイゾー